甲状腺障害の症状と治療

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甲状腺障害の症状

甲状腺はのどぼとけのすぐ下にあり、前から見ると羽根を広げた蝶のような形をしている内分泌の器官で、気管や食道とはつながっていませんので、甲状腺が正常であれば、小さくて柔らかく外から見てもわからないのですが、甲状腺障害の症状の場合は首の腫れがでてきますので外からもわかるようになります。

 

甲状腺は、食べものから摂ったヨウ素を元にして、甲状腺ホルモンを作り出して分泌する機能を持っていますし、甲状腺ホルモンは、細胞を活性化させ再生させる生命にとって重要な機能を果たしていますので、甲状腺ホルモンが血液のなかで少なくなってしまいますと、生きられないといわれています。

 

甲状腺ホルモンが多過ぎても、身体の様々な部分で異常をきたしますし、甲状腺ホルモンには2種類あり、ヨウ素が3つの甲状腺ホルモンは「T3」、4つのものは「T4」と呼ばれます。

 

T3は「triiodothyronine(トリヨードサイロニン)、T4は「thyroxine(サイロキシン)」の略で、甲状腺ホルモンの分泌量とT3とT4の比率は、脳の脳下垂体から発する甲状腺刺激ホルモンのTSHという物質によって調整されています。

 

甲状腺ホルモンを血液中の量を調べてみますと、T3はわずか2%ほどで主流はT4なのですが、作用の強さでいうと、T3はT4の10倍以上といわれていますし、T4は、肝臓や腎臓でエンザイムの力によってT3に変わることもわかっていますし、脳がT3・T4の欠乏を検出すると、甲状腺刺激ホルモンを多くに出して甲状腺を刺激し、刺激を受けた甲状腺は、甲状腺ホルモンを分泌しようとがんばり、徐々に大きくなっていきます。

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