甲状腺障害の症状と治療

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甲状腺障害の症状の検査

甲状腺障害の症状の検査は血液検査が中心で、内科でも受けられますが、血液検査では、血液中の甲状腺ホルモンの量を測定し、過不足がないかどうか、過不足があればどれくらいの量であるかを調べます。

 

血液検査では、甲状腺を刺激する特殊な抗体(TSHレセプター抗体)についても調べますしので血液中からTSHレセプター抗体が検出された場合には、バセドウ病と確定されます。

 

血液検査の結果は1週間ほどでわかり、専門病院ならばその段階から治療がスタートしますし、甲状腺障害の症状の場合、血液検査だけでは診断が確定されない人が10人に1人くらいの割合でいます。

 

血液検査だけでは診断が確定されない場合には、アイソトープ(放射性ヨード)検査が行われますし、アイソトープ検査は、甲状腺に集まりやすいというヨードの性質を利用する検査方法で、検査時には患者がアイソトープ(放射性ヨード)を服用します。

 

バセドウ病の場合には甲状腺ホルモンが多量に分泌されるため、甲状腺に非常にたくさんの放射性ヨードが集まりますが、血液検査のみで検査が済めば、特別な準備も注意も必要ありませんが、アイソトープ検査を受ける場合には、検査の1週間前から海草類などヨードを含む食品を摂取しないようにして準備します。

 

食品だけでなく、ヨードを成分とするうがい薬なども使用できませんし、別の病気で治療中の人や妊娠している人は、病気や赤ちゃんへの影響が心配されるため、アイソトープ検査は受けられませんし、授乳中の場合には、検査後数日間は授乳を中止する必要があります。

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甲状腺障害の症状の外来診察
甲状腺障害の症状に関する検査と治療を適切に受けるには、専門病院あるいは内分泌内科で受診する必要があります。

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